日時 : 6月30日(日)
13:30 開場
14:00 開演
▪︎ 入場料500円
▪︎ 全席自由
※未就学児入場は不可
◎ 演奏曲(予定)◎
バッハ「カンタータ第147番」(抜粋)
「時の流れに身をまかせ」
「君といつまでも」ほか
<出演>
加東混声合唱団
加東フィルハーモニー管弦楽団
吉澤 進( 指揮)/安岡典子(ピアノ)
▪発売開始 4/13(土)
※発売初日 【窓口】9:00- 【電話予約】13:00-
▪︎発売窓口 やしろ国際学習塾 ☎︎0795-42-7700 滝野文化会館 ☎︎0795-48-3007
【ごあいさつ: 加東混声合唱団 団長 佐治一行】
音楽とは、第一小節の音が鳴りはじめた瞬間から発展しはじめる。
そして重要なのは、全体の気分、曲全体の雰囲気である。フルトヴエングラー
一面の青田の葉を静かに梅雨が濡らす頃、今年も加東混声合唱団の演奏会が開かれようとしています。
漱石の短冊にこのようなものがありました。
「菫ほどの小さき人に生まれたし」
すみれは本当につつましく、謙虚に花を咲かせます。それでいて、春の光の中で力いっぱい自分の生命を輝かせています。そして見る人の心になぜか、素朴ながら誠実に生きたいという気持ちを募らせるのです。
私たち加東混声合唱団も、すみれのようにありたいと願う思いがふと心をよぎりました。
ランプのような光を発光させながら、気取ることなく、皆様の心にそっと暖かく美しい響きをお届けできるように…。
ご挨拶といたします。
【加東混声合唱団、奮闘記 2019 年版(楽曲解説) ~バッハからテレサ・テンまで張り切って挑戦中!~】
今年は、バッハ作曲「カンタータ第147番」抜粋に、加東フィルの皆さんとともに挑みます。No.1 は、トランペットの軽快なメロディ-に始まり、主題となる旋律がソプラノから次々に各パートに引き継がれる、フーガ形式で展開されます。しかし、その旋律たるや、16 分音符が延々と続くという超難関。音程を正しく、かつリズミカルに他のパートに引き継がなくてはならず、目下、楽譜と首っ引きで奮闘中です。
No.6 とNo.10 は同じ旋律で、カンタータの1 部と2 部の最後に歌われるコラール(合唱)です。この曲は、「主よ、人の望みの喜びよ」として広く親しまれ、バッハの作品の中でも有名な曲です。その美しく、心に染み入るメロディ-をお楽しみ下さい。
また、今回も、皆様よくご存じの歌謡曲に挑戦します。歌謡曲は、耳に馴染んでいて簡単そうで、これがまた難物。譜面にすると難しく、リズムは厄介。正しく歌わないとハモらないし、歌いすぎると重くなる。歌謡曲の明るさと哀愁を、合唱で表現することの難しさを感じながら、日々練習しています。
ところで、今回お届けする「君といつまでも」の加山雄三のペンネーム「弾 厚作」は、加山さんが敬愛する團伊玖磨と山田耕筰の姓と名前を拝借しているのだとか。とすれば、今回演奏する「筑後川から『河口』」(團伊玖磨)、「待ちぼうけ」(山田耕筰)を含め、“三者の歌の揃踏み” ということになります。加えて「贈る言葉」「時の流れに身をまかせ」もあるなんて。この選曲はすごい‼
皆様に心地よくお聴きいただけるよう、団員一同、精一杯歌います。ご来場を心よりお持ちしております。
(公財)加東文化振興財団・加東混声合唱団
(公財)加東文化振興財団 TEL:0795-42-7700
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